大栗川通信

元記者でマーケターになった中年男「サパロメ」が、本や映画(アニメ、テレビ)や家電のレビュー、育児やブログ運営、ダイエットなどについて雑記をつづります

管理の本質はアンバランス認める「個活」の精神

記者から突然の企画屋への転身に続き、
半年も経たず管理職への転身を迫られている、
「打倒コブラ」なクリスタルボーイ、36歳です。

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仕事内容が変わるも結構、
いきなり管理職になるのも結構。
ただ、それに見合う給料というか、
待遇は当然だろうと。
役職なし、給料最低ランクで管理職やる奴がどこにいるんだと。
(しかもあくまで「記者職」としての契約になっているはずなのだが、、、)

まあ、
愚痴は愚痴ということでいいとして、
本来はスーパー管理職なはずのクリスタルボーイですが、
管理職なんて何も知らないということで、
例によってGoogle先生に聞いてみたら出てきたお勧めの本がこちらです。

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

まだ読み途中ですが、
この本によるとそもそもリーダーとマネジャーは別ものなんですね。

両方に共通するのは、
組織のバランスを目指すことではなく、
アンバランスを目指すことで、
一方、リーダーは目指すべき方向性を明確にすることが役割で、
マネジャーは部下の個性に着目した最適化を追求することが役割とのこと。

つまり、
管理職はアンバランスを良しとして、
部下の個性を生かす環境を用意するということなんでしょうか。

素人の自分のこれまでの考えでは、
何となく管理するロジックありきで、
部下の個性とかは無視したりはしないまでも、
ロジック優先、会社の方針優先、アンバランスなんてありえない、
というのがマネジャーの役割だと思っていました。

ということでこのアンバランス重視な「個活」の発想は、
世間のマネジャー業界の方々の間では常識かもですが、
自分にとっては目からうろこでした。

要するに、
各人の本質的な強みにどれだけ迫ることができて、
それを全体最適の中にどう組み込むかという仕事というわけです。
うーん、
なんか機械的で無機質な管理職のイメージが、
少し面白そうなものに思えてきました!

とまあ、
こんな風にいつも仕事が面白そうだからとだまされて、
今期アニメの「未来日記」が意外と面白いなあとちょっと幸せを感じている、
おかしな待遇のまま社畜に甘んじているガラス細工なクリスタルボーイでしたとさ!ちくしょー!