大栗川通信

元記者でマーケターになった中年男「サパロメ」が、本や映画(アニメ、テレビ)や家電のレビュー、育児やブログ運営、ダイエットなどについて雑記をつづります

2016-01-01から1年間の記事一覧

戦争時代の健気な命から「幸せとは」問う「この世界の片隅に」

「君の名は。」に味をしめた三匹のおっさんが二匹目のドジョウを狙って敢行した映画鑑賞会(関連記事『新しくないのに新しい超新鮮で感動的な恋愛物語「君の名は。」』)。「流行っている映画は絶対に泣ける!」と、今話題の「この世界の片隅に」をバスタオ…

「禅」に学ぶ内省して確認したい14の習慣と6つの姿勢

「どうしてあんなことを言ってしまったのか…」「なぜこんなことを…」と後悔してしまうことはありませんか。そんなことが積み重なり、寝る前やふと空いた時間に自らの言動を振り返り、二度と後悔することがないよう、反省することはとても重要なことでしょう…

なぜ人は仕事で悩むのか、3500人への取材を通じて見えてきたこと

多かれ少なかれ、働く人は皆、悩みを抱えています。なぜでしょう。14年間の記者生活で、少なくとも3500人以上の起業家やサラリーマンへ取材してきましたが、共通して言えることがたった一つあります。 仕事は人生そのもの 人はなぜ仕事をするのでしょうか。…

三つ子の魂百までは嘘?今風は「5歳までに強い心が決まる」

「三つ子の魂百まで」って言いますよね。「3歳ごろまでに受けた教育によって形成された性質、性格は、100歳になっても根底は変わらない」という意味です。 しかし、最新の科学によると、どうやらこの「3歳」というのは嘘で、「5歳」であることが分かってきた…

【祝】厳格化アドセンス審査に一発合格する方法

やりました!厳格化して落ちる人が続出しているというアドセンスの審査に一発合格しました!何気に長い道のりでした…。 ということで、これからアドセンスの審査に挑むという方に向けて、ノウハウを全公開させていただきます(2016年10月時点)。 記事本数は…

新しくないのに新しい超新鮮で感動的な恋愛物語「君の名は。」

超メガヒット中の恋愛アニメ「君の名は。」。「こりゃ見るっきゃナイト!」ということで、ビジュアル的にあまりよろしくないのですが、中年おっさん3人でキャッキャしつつ逝ってきました。 結果、これも通報されてもおかしくないレベルなのですが、おっさん…

「誰かのせい」は不幸への特急券、「自分を変えよ」と説く『嫌われる勇気』

面倒が起きると、犯人探しをしてしまいがちです。それで「自分は悪くない」と確認できたら、憤慨したり、責任追及したりしたくなるのが人情ですよね。 ただ、それが家族や職場の同僚の間で起きたことだと、面倒の解決に至らなかったり、解決しても関係にしこ…

子育てに正解はある、統計学は最強の学問?

「子育てに正解はない」とよく聞きますが、もし正解があるとしたらどう思いますか? ここ最近、統計学に興味を持ち始めて入門書などを読んでいるのですが、どうやら統計学の世界では、正解のある子育て方法が確立しつつあるようです。 統計学が最強の学問で…

プレゼンの苦手意識を乗り越えるため最初に読みたい良書5選

話しても伝わらないことが多い方です。特に、会議の発表の場とか、イベントなどのスピーチとか最悪です。「何言ってるか分からない」みたいな顔されたり、頭の中が真っ白になること、結構あります。若い頃は、そういう機会が少なかったのですが、中年になり…

愚直な信念の強さを実感、『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』

息子の教育に、現時点でそこまでこだわりはないのですが、『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』(アグネス・チャン著)が目に止まり、読みました。海外の一流大入学のハウツー本ではなく、グローバル社会を生き抜く人間に必要な要素が、…

やはり世界を動かすのは当事者意識、映画『64(ロクヨン)前編』に感動

いまさらながら、警察の広報官と記者クラブの対立を描いた映画『64(ロクヨン)前編』を観たというお話です。この話をすると、知り合いには「出た出た、当事者意識ですか(笑)」とクスクスされちゃうのですが、改めて「やはり世界を動かすのは当事者意識だ…

【カロリーゼロ】絶対に痩せるゼリー、ベスト5

絶対に痩せたいと本気で考えているのなら、成功率の高い効果的なダイエットを行うことです。中でも、続ければすぐにでも成果が出る「一日一食ダイエット」を強力にサポートする低カロリー食品の活用は、有効です。 できる男は超少食―空腹こそ活力の源 !作者:…

人は統計より実話に弱い、メディアの説得術

「この事例ではインパクトが弱いから掲載は難しいな」 あるニュースサイトに勤務していた当時、2か月かけて取材してきた連載企画がボツになりかけました。連載の原稿を見たデスクは、内容こそ評価してくれたものの、導入部分の引きが弱いと判断し、掲載を見…

大人になるとは、さまざまなことをあきらめていくこと

育児で子どもの言動を見ていると、悪いところばかりが目に付きます。なるべく怒らないように、小言を言わないようにと思ってはいるのですが、そういう目で子どもを見ているものですから、ついつい、小言が増えてしまいます。 「この子はどんな大人になるのだ…

愛を語るより、人の振り見て我が振り直そう

今日は息子を怒りすぎてしまい、自己嫌悪。いくら正しいことを語ろうとも、それはあまり意味がないと、経験上、理解しています。優先すべきは言葉ではなく、親の行動であると。 どうでもいい情報で恐縮ながら、初めてカラオケで歌った歌は、WANDSの「もっと…

ネタを引き出す記者たちが重宝する情報収集方法7選

ブログ更新のネタに困ること、ブロガーのみなさんならあるのではないでしょうか。同じように日々、ネタに困っているのが記者。そこで今回は、記者の情報収集方法について7つに整理し、それぞれの解説をしていきたいと思います。 (1)サイト更新巡回ツール …

なぜ妻たちは子どもを怒りすぎるのか、郵便局員は見た

職業柄、郵便局の配達員は、ある家庭の見てはならない一場面を見てしまうこともあるようです。特に遭遇してしまうことが多いのは、お互いに酷い言葉で罵倒し合う親子のようです。 [amazonjs asin="B000197HSI" locale="JP" title="ポストマン・ブルース DVD"]…

読まれる文章はタイトルと最初の一文がすべて

せっかく書いた文章。ちゃんと最後まで読んでもらいたいですよね。長年、記者をやってきた経験から、何回かに分けて、自分なりの文章術を整理しつつまとめていきたいと思います。 まず、読まれる文章のすべては、タイトルとそれを決める最初の一文がすべてで…

「はじめまして、愛しています。」が残念だった、たった一つの理由

個人的に大ヒットな予感のドラマだっただけに、残念です。毎回、楽しみにしていて、面白くはあったのですが、たった一つの理由で「うーむ」という感じで最終回を見終えました。 「『運命』とは、命を運ぶこと」 そのドラマは、「はじめまして、愛しています…

ピケティ読んでないけど超高額薬剤問題に資本主義の限界を感じた

ピケティ気になっているけど、読んだことありません。だって、難しそうだし、お厚いし、名前が変だし。 [amazonjs asin="4622078767" locale="JP" title="21世紀の資本"] 気になるのは、金持ちが嫌いだからです。完全に負け犬の遠吠えですが、「そんなお金、…

「超英雄祭」の感動を通じて一体感の力強さと感情の二面性について考えた

以前、息子にせがまれて「スーパー戦隊」と「仮面ライダー」の合同コンサート「超英雄祭」へ行ってきました。 [amazonjs asin="B01AUDICWE" locale="JP" title="超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2016 DVD"] 両シリーズの出演者らによるトー…

「ペンとデータは剣よりも強し」示すネット時代の「データジャーナリズム」

「データジャーナリズム」という言葉をご存知ですか?インターネットの普及でさまざまなデータの入手が容易になった現在。こうしたデータを、新たな報道の武器として取り入れて展開するジャーナリズムのことを指します。 こう聞くと、「技術革新で情報の入手…

住職専門誌でもポケモン特集、現実と仮想の明るい未来に向けて動き始めた社会

現実世界と仮想世界の融合(AR:拡張現実)をベースにした人気ゲームの最新作「ポケモンGO」。最近は発売当時の熱は冷め、一段落した印象を受けます。ただ、ブームが去ったというわけではなく、新たなステージに進んだという見方もあります。 NHKの報道によ…

一日一食を強力サポート、空腹を満たすカロリーゼロ食品6選

絶対に痩せられるけれど、なかなか実行するのが難しい一日一食。先日、カロリーゼロ食品を食べまくりながら夕食までしのぎ、夕食は好きなモノを腹一杯食べることで、ストレスなく続けられるという話をしました。 そこで今日は、おすすめのカロリーゼロ食品を…

注目されるブログタイトルを効率的に生み出す、一目で心に残るキャッチコピーのテクニック50

ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。 上記のキャッチコピーは、日本新聞協会による2013年の「新聞広告クリエーティブコンテスト」の最優秀賞を紹介した新聞広告です。一般的には「鬼退治」で知られる桃太郎を、「鬼の子どもの視点」という…

多用するのに全く意味を知らなかった「ブランディング」についてちょっと調べてみました

関口宏先生が司会をする伝記番組「知ってるつもり?!」のファンだったからでしょうか、知っているつもりになることが多いです。 [amazonjs asin="4160087531" locale="JP" title="嗜み no.15(2012 Summ 特集:テレビ「昨日・今日・明日」 関口宏インタビュー…

逆流性食道炎がやりたいことをやる一つのきっかけになったかも、というよく分からないお話

最近、胸焼けを感じることが多いです。会社の上司になぜか朝からシュウマイを勧められたのですが、「いやー、ちょっと昨夜、食べ過ぎてしまい…」と話したら、「『逆流性食道炎』なんじゃないの」と言われて、「なにそれ?」と思ってちょっと調べてしまいまし…

【スト5】経験者ならすぐに強くなって楽しめる、個人的にオススメなキャラ5選

ストリートファイター」シリーズ5作目の「ストリートファイター5」。専用ゲーム機がなくても、スペックの高いパソコンがあれば安価に始めることができます。「スト2時代には結構やったんだけどなぁ…」と昔を振り返って、機会があれば「ちょっとスト5を触って…

人間を襲う恐怖とは何か、襲われる側のリアルを感じた「シン・ゴジラ」に感動

エヴァンゲリオン大好き世代です。 [amazonjs asin="B00009V9MW" locale="JP" title="NEON GENESIS EVANGELION vol.01 DVD"] ということで、我らが庵野秀明監督による今話題の映画「シン・ゴジラ」を観てきました。「ニッポン対ゴジラ」のキャチフレーズ通り…

当事者意識とビジョンを教えてくれた最初で最高の憧れの元上司が凄すぎる

最初の上司は、超敏腕記者でした。三流紙の記者として社会人デビューし、一流紙への劣等感も少なからずある中で、スクープや話題の連載を連発する上司。一流のテレビや新聞の同業者も、頻繁に彼の情報に頼りました。 三流紙の駆け出しの記者にとって、最初の…