大栗川通信

元記者でマーケターになった中年男「サパロメ」が、本や映画(アニメ、テレビ)や家電のレビュー、育児やブログ運営、ダイエットなどについて雑記をつづります

心から笑いたい

今さらながら、話題の“ミタさん”を見ました。

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これは面白いですわ☆嫁も夢中で、
会社や仕事先の方々もみんなミタさんが大好きなよう。
「24」以来に寝不足覚悟で一気に見てしまった。。。

ということで、アホで下品なマスゴミな方々も大注目。

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いろんな意見があるけれど、
個人的にはリアルに心の底から笑いたいんだよね、今。

お笑いで笑うもいいし、バカなことして笑うもいいし、
笑うにはいろいろあるけれど、
ただ、この日本の重苦しい空気を無視して笑えるほど、
今の日本人は馬鹿じゃない。
ネットでこれほど隠された情報や視座が明らかになっている世の中で、
色々忘れて心の底からただ笑いだけに興じることはできない。

暗い過去を背負い、悲壮感を漂わせ、ひたすら言われた通りのことをするミタさん。
時には感情を出そうとするが全力で我慢して出さないミタさんに、なぜか共感してしまう。
そんなミタさんが本当に心から笑う日がくるのかどうかは最大の関心ごとだが、
そう簡単な理由で笑うようでは視聴者は納得しないだろう。

少なくともきちんと過去を乗り越えてミタさんが笑う顔をおいらは見たい。
だけど安易な解決策や笑顔を見たいわけでもない。

最終回がどうなるか分からないが、非常に楽しみだ。
来週21日は意地でも早く帰らないと☆

ところで、
この物語の舞台の家族は「普通の人々」に似ている。
両方とも家族の再生をテーマにした物語だからだ。
普通の人々は、息子が愛してもらいたいと切望し続けた母親は家を出たけれど、
いつも思いやり深い父と息子が本当に心通い合わせることができるという、
半分悲劇で、半分ハッピーエンドなラストだった。
ミタさんもこんな感じになるのかな。