大栗川通信

元記者でマーケターになった中年男「サパロメ」が、本や映画(アニメ、テレビ)や家電のレビュー、育児やブログ運営、ダイエットなどについて雑記をつづります

ついに明かされる人智を超えた怪物の謎

日本ひきこもり協会ではないNHK日本放送協会)、さすがですねwww
NHKは10年にわたる調査」「小笠原諸島でおよそ100回、400時間以上に及ぶ潜航を行い、小笠原諸島父島の東沖の深海でダイオウイカに遭遇」-ーですって!さすが日本ひきこもり協会☆

以前、ある雑誌社の人に聞いたんですが、「デジタル・ネイティブ」(生まれながらにしてデジタル機器に囲まれ、それを使いこなす新世代の若者)という概念を世に問いかけたのはNHKと、報道関係者らのリスペクトを集めた時期があったんですよね。

デジタルネイティブ
~次代を変える若者たち~


その雑誌社の人曰く「ある調査会社が『デジタル・ネイティブ』について記者発表し、ほとんどの媒体社が短いニュース、取り上げないという選択肢だった。ところが、NHKは1年近くも取材を重ね、大々的に報道し、デジタル・ネイティブをあたかも自分たちが発見した現象であるかのようにしてしまった」とのこと。

NHKの担当記者やディレクターが、とても優れた人物で、その直感力で調査会社のメッセージを理解し、深掘りしたことは事実でしょう。その優秀さがデジタル・ネイティブというキーワード発信の大きな要因であったことに疑いの余地はありません。しかし、そんな海の物とも山の物ともつかぬキーワードについて、普通の会社が1年近くも取材することを許せるでしょうか。それはやはり、国営放送、資本のパワーのなせる技なのでしょう。

資本の論理は最近の若者に敬遠されがちですが、今回のイカ娘、ではなくてダイオウイカのように、資本力があるからこそ、解き明かされる謎や、解決される問題というのもあるわけですよね。行き過ぎた資本主義に反省すべきところも多いのでしょうが、使い所を考えて、上手に使うことができれば、富裕層だけではなく、あらゆる人たちにとって有益な活用方法もあるのかもしれませんよね☆