「あたりまえ体操」の次にくるのは「ありがたい信仰」
「すぐに行動せよ」と書いてあったので、愚直にも即エントリー。
最近、お笑いコンビCOWCOWの「あたりまえ体操」が流行っていて、これについては特にコメントすることはないのですが、日常において「あたりまえのことができていないな…」と反省することが多々あったので、以前、イケハヤ先生が進めていた本を読了したのでご共有☆
断言してもいい。あたりまえのことを、あたりまえにできるようになるだけで、あなたは突出できる
という刺激的な書き出しから始まる本書。「あたりまえ」は「ありがたい」と置き換えることができて、「ありがたい」とは「有り難い」であり、あたりまえのことはあたりまえのことではなく、あたりまえと考えていることへの感謝の気持ちの欠如が、すべての人の悩みや問題の主因になっているとの訴えが、本書の軸であります。
ということで、あたりまえのことは重要だと反省し、「これはできてるな」「これはまだ高度で次のステップでやるべきことだな」と感じたあたりまえを除き、本書で指摘していた実践すべき「あたりまえ」を以下に書き出してみようかと思います。
・締め切りを守る(頼まれた仕事は、遅くとも期限の24時間前に提出しよう) ・予定時間の5分前に切り上げる ・長々とメールをしない(後回しされるのはメールだけはなく、人生すべてを後回しにされる) ・出張精算は呆れるほど正直にする ・決まった方針にはちゃんと従う(中途半端なプライドを持った人は、組織のお荷物になる) ・口約束を守る人になるのは簡単だ。できもしないことを言わないに限る。 ・目上の人にあったら礼状を出す ・ごめんなさいと言う(すべての人間関係は、言えない「ごめんなさい」で崩れていく) ・すぐに返事をする(出たくない結婚式には、即日「不参加」に○をつけて返信しよう) ・心底欲しいものだけを買う ・お金持ちを尊敬する(貧乏になりたければ、お金持ちの悪口を言うことだ) ・目が冴える勉強をする(眠くなるのはあなたの遺伝子が「その勉強は間違っている」と騒いでいるのだ) ・立ち止まって考える(世の中の「あたりまえ」を「ありがたい」にひっくり返す) ・人に会う前に十分な準備をする ・「分かりません」「知りません」と告白する ・人生を楽しむ(「明日、今朝よりワクワクしながら起きるにはどうすればいいのか」を考えて行動する) ・自分を好きになる ・他人や環境のせいにしない ・続ける(一発大逆転は、こっそりやり続けた人に訪れる) ・視野を広くする ・すぐ動く(夢を本気で語っている子どもたちは、いつだって今、この瞬間を楽しんでいる)
これに加えて、次のこともあたりまえのこととして実践したいと思います。
・毎日祈る
子供のころ、毎日、お祈りをしていたのを記憶しています。両親に言われるまま、家に祀られている先祖に対して、「今日はありがとうございました。明日もいい1日でありますように」と、普通の、あたりまえの祈りをしていました。特に意識していたわけではないのですが、これによって、「感謝する」という意識や価値観が養われたのではないでしょうか。感謝の気持ちがあったからこそ、目上の人を敬い、知らない知識に純粋な気持ちで耳を傾け、あたりまえと思われがちな日常を特別に楽しむことができたのではないかと思います。
その感謝の気持ちがいつの間にか失われ、ありがたい日常をあたりまえと捉え、あたりまえな人生を忌み嫌い、あたりまえさえもできないのに、突出した自分を追い求めることを第一に考えるようになってしまったのではないかと、今、密かに反省しています。原点に戻るとしたら、祈ることから始めるということでしょう。
先日、同じように「あたりまえ」の重要さを説いている書籍に出会いました。
「ハーバード」「マッキンゼー」「ドクター」とレベル40でも倒せるラスボスにレベル99で臨むようなオーバースペック感がバリバリのタイトルですが、こんなオーバースペックな感じの彼女の気づきは、「あたりまえのことを徹底してやることの重要性」だったと言います。そしてあたりまえをあたりまえではないと思えるのは、感謝の気持ちに裏付けられた、「有り難い」の精神なのでしょう。
ということでこれからは毎日、祈りの時間を設けることにした私、まあジャストアイデアですが。